『いのちの食べかた』
牛や豚を食べて生きている。
買う人がいるのは知っている。
でも、それがスーパーに並ぶまでに、
殺して、いらない部分を取り除き、切断して、
という作業がされているはずなのだ。
その現場を見たことがない人が多数ではないだろうか。
想像以上の映像だった。
逆さ吊りにされた牛や豚が、
機械的に縦にまっ二つにされていく。
内蔵が出てくる。
そこで仕事をしている人は、
仕事として冷静に作業していた。
誰かがやらないと、
私たちの食卓に肉が並ぶことはない。
やりたくないと言ってしまえばそこまで。
日本の食肉産業を被差別部落の人たちが
支えてきた理由がわからないでもない気がした。
知らない世界をのぞいてみることをおすすめします。
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