にきにきにっき

広告をつくる仕事をしている人のちょっとした日常

いま、あなたが専攻していた有機化学に興味を持っています。
あのときは近づこうとしなかったのに。
もう少し距離を縮められていれば、違った現在もあったのかもしれません。


きょう『秒速5センチメートル』というアニメを観ました。
観たのは初めてではありません。
初めて観たときは心が苦しくなったのを覚えています。
でも、今回はある程度客観的に観ることができました。
時間は人を変えるのだ、ということを受け入れられたからかもしれません。
もし、過去をひきずるんだったら、
いま大切にしていることを将来まで大切にすればいいと考えるようになったのです。
そう考えられるようになってよかったと思っています。
大切なものをまた失って、未来に後悔していたかもしれませんから。


わたしはすべてにおいて未熟でした。
あなたとの時間があったからこそ、今のわたしがあるのだと感謝しています。
また、どこかで会うことがあったなら、
あのときと変わらない笑顔に出会えたら、うれしいです。
わたしも負けないくらいの微笑みを返しますから。