にきにきにっき

広告をつくる仕事をしている人のちょっとした日常

さらば財務省!

埋蔵金を暴露した高橋洋一先生。
窃盗で捕まって陰謀かとも噂されました。
もし陰謀だったとしたら。
彼の言うことは誰かにとって、
すごく不利益なことなのでしょう。
その誰かとはもちろん財務省の官僚。


彼が言うように、
日本が財政危機でなかったとしたら。
増税政策をとることができなくなる。
増税ができないとしたら。
財務省のお金を増やすことができない。


官僚が動くのは国民のためではない。
省庁の利益のためだ。
僕らの多くはそれを非難することはできない。
なぜなら。
会社員であれば、会社の利益のために行動するのは当然。
組織に属する者は組織のために行動する。
それが評価されるのであれば、個人の利益につながるから。
省庁と会社では大きな違いはない。
省庁に入るとき、国をよくしたいと思うし、
会社に入るとき、社会に貢献したいと思うだろう。
だが、硬直した組織体制のなかで、
組織の論理に毒され、その論理に乗っかる。


官僚は聖人君子であるはずがない。
同じ人間だ。
それでも彼らは権力を持ち、
メディアを利用してくる。
メディアから情報を得ているだけでは、
彼らの思うように動かされるだけだろう。
知らず知らずのうちに、
彼らの利益になるように行動してしまうだろう。


乗せられないために。
彼らの嫌がることを知っておいても損ではないのでは。
そんなこんなで
『さらば財務省!』をおすすめします。

さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白