にきにきにっき

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Good luck at the World Cup

5月10日、サッカー日本代表岡田武史監督が、
6月11日から7月10日まで開催される、
南アフリカワールドカップを戦う23人のメンバーを
発表した。
日本代表チームはフランス大会から4大会連続出場。


5月10日の記者会見で、岡田監督は、
ベスト4という目標は「変わっていない」と言った。
また「日本人らしいサッカーで、全力を尽くす」とも
語った。


オシムが病に倒れた2007年に緊急で引き継いだ
岡田監督には難しい道が待ち受けていそうだ。
日本はグループEで、カメルーン、オランダ、デンマーク
対戦する。
世界ランキング45位の日本にとっては、
とても難しい挑戦になるだろう。


岡田監督の目標は日本代表がワールドカップで残した
成績から考えると、あまりに無謀なように思える。
フランス大会では、岡田監督のチームは3戦全敗。
2002年、日韓共催ワールドカップでは、
トルシエ監督がベスト16に導いた。
しかし、ジーコ監督の下で戦ったドイツ大会では、
1分け2敗だった。


2008年北京オリンピックで、
23歳以下の日本代表チームはグループステージで
3戦全敗。


日本サッカーを取り巻く現状は希望に満ちているわけではない。
海外の有名チームでプレーする日本人選手は減っている。
若い世代の国際大会でも日本人選手のパフォーマンスは
落胆させるものである。
日本のフットボールチームのなかには、
選手の給料をとても低く抑え、やる気を損なわせている
クラブも存在する。


日本人選手はゴールチャンスをつくり、相手の攻撃を避ける
能力を身につけていかなければならない。
また難しい状況に陥ったときしりごみしないよう、
精神を強くしなければならない。
惨めなパフォーマンスは、日本サッカーの未来を暗くするので、
代表チームは常にベストを尽くさなければならない。
勝とうが負けようが。

  • The Japan Times(May 18)

0勝3敗 (タツミムック Football Time vol. 1)

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