「旅路の果て」 - にきにきにっき

『鋼の錬金術師』最終回のネタバレを書いたのだけれど、
うまくまとまっていないような気がしているので、
ちゃんと書いてみようかな、と思ってます。

【最初に書いたもの】
その１
http://d.hatena.ne.jp/shigekey0612/20100611/1276264795
その２
http://d.hatena.ne.jp/shigekey0612/20100611/1276280408

第１０８話「旅路の果て」
錬金術の法則は、等価交換。
エドが右手をひきかえにアルの魂をこちらの世界に引き戻したのと逆に、
アルは自分の魂とひきかえにエドの右手を復活させる。
神をも呑み込んだ小人にやられそうになったところを
間一髪で切り抜けたところが前回。

賢者の石を使い果たした小人は、
エドの攻撃を受け続ける。
「なぜ私が人間の錬金術師に攻撃を受けているのだ。
しかも素手で。」
と問いながら。

小人は最後の力をふりしぼり、
グリード（リン）の賢者の石を奪おうとする。

リンの身体の中。
引き込まれそうになるグリードをひっぱるリン。
しかしリンまで巻き込まれることを防ぐために、
グリードは自分だけ小人に引き込まれることを選ぶ。
最初で最後のウソをついて。
ランファンが小人の腕を切り落とし、
グリードが引き込まれることを防ごうとするが、
グリードは小人に呑まれてしまう。
リンの左手から消える印。

取り込まれたグリードは、
小人の身体の中で最後の抵抗をするが、
消されてしまう。
グリードは、
「俺はもうなにもいらない。じゃあな、魂の友よ。」
とリンとエドに向かってつぶやく。

その瞬間、エドの左腕が
小人の胸を突き抜ける。
小人は真実の扉の前に。
彼は絶望の底に突き落とされることになる。
真実の扉の前にいる何かによって。

アルフォンスはまだ戻ってきていない。
魂をあちらの世界に戻す手伝いをしたメイは、
泣きながら謝っている。
リンは賢者の石を使って、
アルを取り戻せとエドに言うが、
賢者の石を使わずに身体を取り戻すと約束したエドはそれを断る。

次にホーエンハイムが自分の命を使って、
アルフォンスを取り戻せとエドに言う。
「なんでそんなことを言うんだ！」というエドに
「父親だからだよ」と答えるホーエンハイム。
「最期くらい父親らしいことをさせてくれ」とも。
それに対して、
「バカ言ってんじゃねえよ。クソ親父！二度とそんなこと言うな。」と泣きながら叫ぶエド。
「やっと親父と呼んでもらえた」と微笑むホーエンハイム。