特捜検察の闇。
これを読んだのは2004年。
mixiのレビューは2004年7月になってる。
そのときは、検察はなんてひどいんだと思った。
正義なんてものは存在しない、と。
でも、正義はそれぞれに存在していて、
ある者にとっては正義だとしても、
それ以外の人にとっては悪だと感じることがある。
検察も組織の利潤最大化を目指し、
効率的に行動しているんだろう。
彼らの利潤とは何か。
「大物を捕まえること」
「捜査を円滑に進めること」
「裁判の主導権を握ること」
そう思えば、理解できる。
彼らの正義というものも。
肯定しないけどね。
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